ユベントスのポグバが今月末での契約解除に合意…現在はアメリカでトレーニング中
ユベントスは15日、元フランス代表MFポール・ポグバ(31)との契約を今月30日付で解除することで相互合意したと発表した。 【写真】ジダンとフィーゴに“削られる”日本人に再脚光「すげえ構図」「2人がかりで止めようとしてる」 ポグバは昨年8月20日のセリエA第1節・ウディネーゼ戦後に実施されたドーピング検査で体内のテストステロン(持久力を高めるホルモン)が高濃度で検出され、今年2月29日にイタリアの反ドーピング機構(NADO)から4年間の公式戦出場停止処分を科された。 しかし、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に異議申し立てを行った結果、出場停止処分が18か月に短縮。来年3月から試合に出場することが可能となっていた。 ポグバは2012年夏にマンチェスター・ユナイテッドからフリートランスファーでユベントスに加入。セリエAの4連覇などに貢献し、2016年夏に当時のサッカー界における史上最高額で古巣ユナイテッドに移籍した。 復帰初年度にユナイテッドをUEFAヨーロッパリーグ優勝に導くと、在籍中の2018年にはフランス代表としてロシアW杯制覇を経験。2022年夏にフリーでユベントスに復帰したが、負傷やドーピング違反による出場停止の影響もあり、真価を発揮できなかった。 移籍専門の有名ジャーナリストであるファブリツィオ・ロマーノ氏によると、現在ポグバは新天地でのプレーに備え、アメリカのマイアミでトレーニングを積んでいるという。