小泉氏が出馬会見 3つの改革「1年以内に実現」 “経験不足”指摘も…生出演で語ったコト
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小泉進次郎元環境相が6日、自民党総裁選挙への出馬を正式に表明しました。高い知名度を誇る一方、経験不足が指摘される小泉氏。会見で何を訴えたのでしょうか。 ◇ 6日午後4時45分ごろ、私たちの単独インタビューに応じた小泉元環境相。
小泉元環境相 「きょう遅くまで(取材対応)続きますから、自分の中では終わりのないような1日を過ごしているような気持ちですね」 ◇ 「将来の首相候補」と言われてきた小泉氏。6日、正式に出馬を表明しました。 小泉元環境相(都内・午前11時ごろ) 「自民党が真に変わるには、改革を唱えるリーダーではなく、改革を圧倒的に加速できるリーダーを選ぶことです」 スローガンは、「決着 新時代の扉をあける」。
小泉元環境相 「私は総理になって、時代の変化に取り残された日本の政治を変えたい。長年議論ばかりを続け、答えを出していない課題に決着をつけたい」 時折、手元の紙に目を落としながら、会見で強く訴えたのは「政治の信頼回復」です。 小泉元環境相 「1年で実施するものは、政治改革・規制改革・選択肢の拡大の三つです」 政策活動費の廃止や、旧文通費の使途公開などを「1年以内に実現する」と明言しました。 いわゆる裏金議員については… 小泉元環境相 「政治資金問題の当事者となった議員は、国民への説明責任を果たし、選挙で信任を得るまで要職に起用しません」 さらに、「選挙で公認するかどうかを厳正に判断する」と強調した小泉氏。衆議院の解散時期についても言及しました。 小泉元環境相 「私が総理総裁になったら、できるだけ早期に衆議院を解散し、中長期、私の改革プランについて、国民の皆さんの信を問うことにしたい」 高い知名度と、43歳という若さから来る刷新感が期待されている小泉氏─。
自民党の党員・党友を対象に、日本テレビが行った独自調査で、誰を支持するかたずねたところ、18パーセントの2位でした。一方で弱みも。重要閣僚や党幹部を務めたことがなく、小泉氏の経験や実力を疑問視する声も上がっています。 自民党幹部 「進次郎はリーダーに必要な外交経験が乏しく、党の要職もやってないので、総理としては経験不足。野党と対峙(たいじ)したらすぐにボロが出るだろう」 ◇ 6日午後4時半ごろ「news every.」に出演した小泉氏は、こうした指摘について… 小泉元環境相 「私は完璧じゃないですし、できないことも足りないこともいっぱいありますから、できないことは、ベテランも含めて、若手も含めてみんなで支え合う。むしろチームとしては最高のチームでやっていきたい」
一方、党員調査で小泉氏に10ポイント差をつけ1位だった石破元幹事長。6日、党員票のさらなる支持拡大のため、SNSの撮影に臨んでいました。撮影が終わると、小泉氏の会見を生中継で確認する姿も… 石破元幹事長 「よく考えてあるね。歯切れもいい」 ◇ 史上最多の8人以上が出馬する見通しの“異例の総裁選”。告示まで、あと6日です。