ソニー・ホンダモビリティ、2025年発売のEV「アフィーラ」 テスラのスーパーチャージャーで充電可能に
ソニー・ホンダモビリティ(SHM、川西泉社長兼COO、東京都港区)は、2025年に日米両市場で発売する電気自動車(EV)「アフィーラ」について、米テスラの独自充電規格「NACS」を採用すると発表した。日本向け車両のNACS規格の採用は、テスラ車以外では国内初となる。 テスラの急速充電器「スーパーチャージャー」に対応させる。スーパーチャージャーはこれまで、世界で6万基が設置されている。国内にも約600基(約120ステーション)があり、出力150㌔㍗以上の充電器の約9割がスーパーチャ―ジャーという。SHMの水野泰秀会長CEO(最高執行責任者)は「利便性を最重視し、NACSの採用を決定した」としている。 アフィーラの第1弾は北米で25年前半に先行受注を始め、同年中の発売を予定する。顧客への引き渡しは26年を予定する。