高専生がAI技術競う 最優秀賞は“特殊詐欺防止” 評価額4億円 社会課題テーマの作品増
All Nippon NewsNetwork(ANN)
高等専門学校生がAI(人工知能)を活用した技術を競い合うコンテストが11日まで2日間行われ、電話による特殊詐欺を防止するシステムが最優秀賞を受賞しました。 今年で5回目を迎えたコンテストには72チームが参加し、予選を通過した11チームが東京・渋谷でプレゼンなどを行いました。 審査は、企業投資の専門家らが利益の見込みなどから算出した「企業評価額」で決まります。 第3位には、睡眠不足解消を目指して開発された大分高専の「AIまくら」が選ばれ、第2位は、香川高専高松キャンパスの「赤潮の発生や動きを予測するシステム」でした。 特殊詐欺防止デモ 「セキュリティーを確認するための暗証番号も合わせてお知らせ下さい」 最優秀賞には、東京都立産業技術高専品川キャンパスの「特殊詐欺防止システム」が選ばれました。企業評価額は4億円でした。 主催者によりますと、作品のレベルは年々上がっていて、今年は社会課題をテーマにした作品が増えたということです。
テレビ朝日