セレーナ・ゴメス氏、20億ドル規模のコスメブランド売却を検討
(ブルームバーグ): 米国の俳優・歌手セレーナ・ゴメス氏は、自身のコスメブランド「レア・ビューティー」に対する提案を検討するためアドバイザーを起用した。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
レア・ビューティーはバンカーを招き、出資や買収に関心を示している企業への対応に当たっていると、協議は部外秘だとして関係者が匿名を条件に語った。バンカーらは投資家や買い手となり得る企業との面会を実施しているが、ゴメス氏(31)はそれに加わっていない。いずれにせよ、同氏は今後も事業に関わり続ける見通しだ。
レア・ビューティーとゴメス氏の担当者はコメントを控えた。
ファッションメディア「ビジネス・オブ・ファッション」は、レア・ビューティーを評価額20億ドル(約3000億円)で「2024年に最も注目されるM&A(企業の合併・買収)ターゲット」の一つに選んでいる。
ゴメス氏と同氏のチームは、最小限の道具で塗布できるリキッドタイプの化粧品に焦点を当て、2020年にレア・ビューティーをスタートさせた。化粧品の容器は使いやすくデザインされている。
原題:Selena Gomez Weighs Sale of Cosmetics Brand Valued at $2 Billion(抜粋)
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Lucas Shaw, Crystal Tse, Ella Ceron