”混セ”を制するのは…?”セ・リーグ優勝争いのキーマン(1)タイガースの大きな“不安材料”も
レギュラーシーズンも最終盤を迎えている2024年のプロ野球。セントラル・リーグでは、いまだ熾烈な優勝争いが繰り広げている。そこで今回は、王座を視界にとらえている広島東洋カープ、読売ジャイアンツ、阪神タイガースの3球団から、リーグ優勝のキーマンとなりそうな選手を紹介したい。(※今季成績は9月13日時点)
中野拓夢(阪神タイガース)
投打:右投左打 身長/体重:171cm/67kg 生年月日:1996年6月28日 経歴:日大山形高 - 東北福祉大 - 三菱自動車岡崎 ドラフト:2020年ドラフト6位 今季は打撃の状態が上がらず、打率2割台前半とらしくない数字が並んでいる中野拓夢。残り試合でどこまで状態を上げられるかが、チームの命運を握ることになりそうだ。 三菱自動車岡崎から2020年ドラフト6位で阪神タイガースに入団すると、ルーキーイヤーから遊撃のレギュラーを奪取。 同年は135試合に出場し、打率.273、1本塁打、36打点、30盗塁の活躍で盗塁王に輝いた。その後のシーズンも安定した成績を収め、2022年にはベストナインを受賞。 二塁へコンバートした昨季は、2番打者として全143試合に出場し、打率.285、164安打、2本塁打、40打点、20盗塁、21犠打の好成績。最多安打、ゴールデングラブ賞を獲得するなど攻守でチームを支え、リーグ優勝・日本一に大きく貢献した。 しかし今季は、開幕からなかなか調子が上向かず、ここまで129試合に出場し打率.233、6盗塁と低迷。 一時は不調に陥っていた大山悠輔、近本光司などの主力選手は復調しているだけに、なんとか状態を上げていきたいところだ。
ベースボールチャンネル編集部