【光る君へ】第43話視聴率10・3%で4週ぶり2ケタ 「黒光る君へ」「見かけは日サロ」人気芸人に驚き
女優・吉高由里子が主演で平安時代を生きた紫式部を演じるNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜・午後8時)の第43話が10日に放送され、世帯平均視聴率が10・3%だったことが11日、分かった。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ) 【写真】「見かけは日サロ」人気芸人に驚き 初回は12・7%でスタート。第40話9・8%、第50回衆院選の開票速報番組の影響で午後7時10分にスタートした第41話は9・5%、第42話は9・1%と3週連続で1ケタ台となっていたが、今回は前回9・1%から1・2ポイントアップし、4週ぶりの2ケタ復帰。個人視聴率は6・1%だった。 1996年「ふたりっ子」(NHK連続テレビ小説)、2010年「セカンドバージン」(NHK)などを手がけた大石静氏が脚本を担当。大石氏は06年「功名が辻」に続き2回目の大河となる。物語は平安時代を舞台に、世界最古の女性による小説といわれる「源氏物語」を生み出した紫式部の生涯を描く。紫式部が心を寄せる藤原道長役を務めるのは俳優の柄本佑。道長は源氏物語の主人公・光源氏のモデルともされており、ドラマでは紫式部と幼なじみのような関係で愛し合い、時にぶつかり合う姿が描かれる。 第43話は「輝きののちに」。三条天皇(木村達成)の暮らす内裏で度々火事が起こり、道長(柄本佑)は三条の政に対する天の怒りが原因だとして、譲位を迫る。しかし三条は頑として聞き入れず対立が深まる。その後、道長は三条のある異変を感じ取る。その頃、まひろ(吉高由里子)は皇太后・彰子(見上愛)に仕えながら、源氏物語の執筆を続ける中、越後から帰京した父・為時(岸谷五朗)と再会。さらに娘・賢子(南沙良)から恋愛の相談をされて…という展開。公式インスタグラムでは、三条天皇に譲位を迫る道長を説得する実資(秋山竜次)のシーンがアップされ、「ブレない真っ直ぐさがかっこいい」「実資様と道長様のディベート合戦 実資様の信条が素晴らしい」「見かけは、日サロに行ってる平安貴族だけど、中身は頼みごとを断りきれない昭和のオッチャンだったんやな」「毎回表情に迫力がありますね」「今日のテーマは『黒光る君へ、輝きののちに』でした」などの声が上がっていた。
報知新聞社