エンケティア獲りは消滅…ストライカー探しのマルセイユがU-23フランス代表FWを獲得へ
マルセイユのストライカー探しがRCランスからU-23フランス代表FWエリェ・ワイ(21)の獲得で決着しそうだ。 今季から就任したロベルト・デ・ゼルビ監督を後押ししようと、この夏に積極補強のマルセイユ。各ポジションに満遍なく補強を施すなか、これから退団したガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤン(35)の代わりとなるストライカーの獲得を目指すといわれる。 そんなマルセイユのストライカー探しでまず名が浮上したのがアーセナルの元イングランド代表FWエディ・エンケティア(25)で、クラブ間交渉の行方が注目されるところだったが、フランス『レキップ』によると、ワイをオーバメヤンの後釜に指名したという。 マルセイユはRCランスと基本金2500万ユーロ+ボーナス500万ユーロの総額3000万ユーロ(約48億3000万円)の移籍金額に15%の転売条項で合意。12日午後に現地入りのワイは翌日13日にメディカルチェックを受け、2029年夏までの契約にサインする見通しのようだ。 この夏にチェルシーの関心話とも紐づいたワイはモンペリエの下部組織からプロ入りのストライカーで、昨夏に2021-22シーズンから2年連続のリーグ・アン二桁ゴールという実績を引っ提げ、RCランス入り。昨季は公式戦36試合で12得点4アシストだった。 なお、マルセイユがワイの移籍交渉を成立させたことで、エンケティアの方は消滅したとのことだ。
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