<挑戦者たち・センバツ’23・山梨学院>選手紹介/5 徳弘太陽右翼手(2年)/中田有飛投手(2年) /山梨
◇強肩、パワーに自信 徳弘太陽右翼手(2年) 昨春のセンバツはスタンドからの応援だった。「甲子園はすごい場所だったので、自分がプレーできると思うとわくわくする」と笑顔を見せる。 遠投110メートルの強肩と、スクワットで170キロを挙げるパワーには自信がある。「甲子園ではレーザービーム(好返球)を見せられれば」と意欲的だ。 「変化球で崩されても待って打てるようになってきた」という打撃も成長中。吉田洸二監督も「中軸を任せてもいいかもしれない」と期待を寄せる。 「本番ではケースに応じたチームを勝たせる打撃を心掛ける」と活躍を誓う。 ◇変化球で勝利貢献 中田有飛(ゆうと)投手(2年) 入学以降、山梨県南アルプス市の自宅から自転車で1時間以上かけて通学していたが、昨年9月に志願して選手寮入り。心置きなく野球に向き合えるようになった。 昨秋の関東大会はベンチ入りできずにいたが、この大会以降、練習での登板機会が増え「外角と内角の投げ分けを意識するようになった」と振り返る。 最速135キロの速球とカーブやカットボールなどの変化球を操る。「ボール1個分を外せるコントロールを身につけて勝利に貢献する」と意欲を見せる。初の甲子園に「緊張はするが、まずは憧れの舞台を楽しみたい」。 =随時掲載