ツアー引退発表したロッド・スチュワート パーティー&深酒に心配の声
英ロックレジェンド、ロッド・スチュワート(79)は先週、来年を最後にワールドツアーから引退することを発表した。一方、ファンの間では、3年前に禁酒宣言したにもかかわらず、相変わらずのパーティーざんまいで深酒していることを心配する声が高まっている。 スチュワートは21日にインスタグラムを更新。その中で、「これで大規模なワールドツアーは終わるけど、(音楽活動から)引退するつもりはない。今後は自分の好きなことをやっていくつもり」とのメッセージを発信した。 これは先日、スチュワートがインスタで公表した米ロックバンド、チープ・トリックとのツアーに言及したもの。「最後にもう一度!スペシャルゲスト@cheaptrickとのショーを見逃すな!」と付け加えていた。 21日の投稿でスチュワートは、「すごく元気で、髪はふさふさ。79歳だけど100メートルを18秒で走れるよ」と良好な健康状態を強調。「再来年には(自身のアルバム)『グレート・アメリカン・ソングブック』や『スウィング・フィーバー』のツアーをしたいと思っている。もっと小規模でより親密な雰囲気の会場で。でも考え直して、やんないかもね…」とつづった。 そんな中、これまで前立腺がんと甲状腺がんの2度の大病を克服したスチュワートは2021年、禁酒を誓っていたが、再びパーティーでの飲酒を始めたことにファンたちは気を揉んでいる。 米芸能サイト「レイダー・オンライン」は関係者の話として、「ロッドは大酒飲みを自負し、いつもそのことを自慢していた。ただ、周囲はこれまでの過ぎた飲酒が積み重なり、体に与えた影響を案じている」と伝えていた。 来年1月で80歳になるスチュワートは、大衆紙サン(米国版)に以前、「自分の余命がわずかであることは分かっている。でも恐れることはない。みんないつかは死ぬ。この最後の数年間はできる限り楽しむつもり」と打ち明けていた。
東スポWEB