【ソフトバンク】尾形崇斗、福岡空港でも筋トレ?ハワイの波に宝物さらわれて「青春…ですね」…V旅行帰国
ソフトバンクナインが16日、優勝旅行先のハワイからチャーター便などで帰国し、福岡空港で取材に応じた尾形崇斗投手がストイックな「ハワイ遠征」を振り返った。 キャリーバッグには着替えもそこそこに、重いメディシンボールを詰め込んでハワイへと向かった尾形。ホノルルのワイキキビーチで他の選手がリラックスしている時間も、自身が「ハワイ遠征、ハワイ自主トレ」と表現するトレーニングを続けていた。 「スプリントしながら最後は海に飛び込んで、サングラスをなくしてしまいました。千鳥の大悟さん(のボケ)みたいに回りきれず…みたいな感じで」 砂浜でダッシュして、堤防あたりからそのまま太平洋へと飛び込んだのはいいが、お気に入りのサングラスを波にさらわれてしまい、多少ヘコんだのだという。「青春ドラマみたいだね」という報道陣の問いに「青春…ですね」とたっぷりタメをつくってオウム返しした。 さらに持参したメディシンボールで体幹も鍛えた。それだけでは飽き足らず、「徒歩2時間歩いて」見つけたという現地のスポーツショップにたどり着き、皮革製のアメフトボールを購入。リリース時に力を入れる投球を体得するために投球を続けた。福岡空港の国際線ターミナルには、その2つのボールを入れた黒いキャリーケースを転がして現れた救援右腕。「持ってください」と報道陣にキャリーケースを担がせた。合計20キロはあっただろうか。とにかく異常な重さだ。「移動しているだけでウェート(トレーニング)になる」とニヤリ。ストイックマンは24時間、いたるところでトレーニング中だ。
報知新聞社