３回無死一、二塁、内野安打を放つ坂本勇人（カメラ・上村　尚平）

◆日本生命セ・パ交流戦　巨人１８―２ロッテ（４日・東京ドーム） 　巨人は３回に９連打を含む１２安打で１１得点の猛攻を見せ、２３安打、１８得点で勝利。２３安打、１８得点ともに２２年９月７日ＤｅＮＡ戦で２３安打、１８得点して以来だ。 【動画】セ最多に並んだ！１イニング１２安打の猛攻 　１イニング最多安打は、９２年７月１５日ダイエー戦の５回に西武が記録した１３安打。１２安打は４６年９月１９日中日戦４回の阪神、６９年５月２７日アトムズ戦６回の阪神、０９年６月１１日広島戦６回のロッテと、この日の巨人で、１イニング１２安打以上は５度目。セでは６９年阪神と並ぶタイ記録だ。巨人はこれまで、４１年５月１１日阪急戦の４回、５１年８月８日広島戦の７回、１５年８月１９日阪神戦の５回に作った１イニング１０安打を抜く球団新記録になった。 　１２安打はすべてシングルヒット。過去４度の１イニング１２安打以上をみると、１３安打の西武は長打が３本。１２安打の３球団は長打が１本以上あり、巨人の１イニング１２単打はプロ野球初になる。 　連続安打の最多は、１０年６月７日にロッテとオリックスが同日に記録した１０者連続が記録。９者以上の連続安打は、それ以来１１度目。９者連続は、９４年横浜、９６年巨人、０４、０６、０９年ヤクルトに次いで、６度目のセ・タイ記録。巨人は９６年以来２度目だった。１イニング１１得点以上は、１５年８月１９日阪神戦の５回に１２得点して以来７度目。記録ラッシュの３回になった。（福山　智紀）