伝説的バンド再結成は?「どうなるんすか」千原ジュニアの直球質問に中村達也が回答
伝説的ロックバンド、BLANKEY JET CITY(ブランキー・ジェット・シティ)の元メンバーとして知られるドラマー中村達也(59)が3日までに、お笑い芸人千原ジュニアのYouTubeチャンネルに出演。同バンド再結成の可能性などについて言及した。 【写真】千原ジュニア、元BLANKEY JET CITY中村達也とツーショット 中村は、30年来の交流がある千原と対談。10代のころから参加したバンド遍歴や、ブランキーのメンバーたちとの出会い、90年に放送された伝説的番組「三宅裕司のいかすバンド天国」への出演によるブレークなど、これまでの道のりを振り返った。 ブランキーは2000年5月、人気絶頂の中で突然解散を発表。常にファンから再結成の期待が寄せられているものの現在まで24年間、1度もしていない。 千原から「(再結成)どうなるんすか?」と単刀直入に聞かれると、中村は「(同バンド楽曲が)サブスク解禁されて、めちゃめちゃカッコいいぜって思うわけよ。車で聴いて『なんて美しいベースラインなんだろう』って思ったりとか、『やっぱベンジー(浅井健一)めちゃめちゃ歌いいな』『ドラムの音もすごい良いな』って思ったりするんだけど」。 あらためて視聴した同バンド楽曲の魅力を実感しつつも、ボーカル・ギターの浅井健一が音楽雑誌のインタビューで発言した内容に触れ、「『再結成ないよ』ってはっきり言ってる。『やっぱ振り返るのはナシだ』みたいな」と、可能性は低いとした。 しかし2005年に元メンバー3人そろってスタジオに入ったことや、中村自身が5年前に心臓発作で倒れるなどしたことから元メンバーに「死ぬ前にやりたい」と伝えて2020年にも再びスタジオに入ったことを明かした。 2回目のスタジオには浅井が新曲のアイデアも持って来ていたというが、ベース照井利幸の「(ほかに)やりたいことがある。1年くらいかかる」という都合もあり、再結成には至らず。 「『ああ、もうないんだな』っていう感じ」と話し、「(浅井だけでなく)照井さんも今の自分の音楽を追求していくしか興味ないっていうか、過去の自分の音楽を再演するとか…。俺は『逆にファンのためにやってあげればいいじゃん、今の自分があるのはおかげ様だからって思ってる』って言うんだけど、『ファンのためにやるなんてそんなことできん』みたいな」と元メンバーらの意向をくんだ。