四国IL・徳島が韓国プロ球団に快勝!4番に座った高卒2年目が全打席出塁のアピール!
四国アイランドリーグplus・徳島インディゴソックスが3月1日に韓国プロ野球(KBO)のハンファ・イーグルス(2軍)と交流戦を行った。試合は打線が11安打9得点の猛攻で大勝となった。 【一覧】徳島インディゴソックスの新入団選手21人 この日徳島の4番セカンドを任されたのは、韓国出身の高卒2年目・チャン ヒョンジン内野手(ソウル)だ。昨年は前期リーグ戦開幕試合で、7番・指名打者でスタメン入りし4打数4安打と大車輪の活躍。その後4番を任された打撃を売りに韓国のドラフトでKBO入りを目指している。 結果で応えたいヒョンジンは1打席目を四球でつなぎ、佐藤ムーディー快(George Washington High School~California State University Northridge Ottawa Titans)の先制タイムリーをアシスト。第2打席は、2死3塁のチャンスで迎えると、3球目を叩きレフトオーバーのタイムリー2ベースで、KBO球団相手にアピールした。 第3打席も四球を選ぶと、続く第4打席目には死球を受け追加点となるホームを踏んだ。試合を通して全打席出塁と結果でアピール。2年目を迎えた今年こそ、KBO入りを果たせるか注目だ。 ヒョンジン以外にもアピールした選手は多い。野手では6番レフトの塩﨑 栄多外野手(浜松工ー名城大学)と7番指名打者の今村 龍之介内野手(西日本短大附-福岡大・中退)が猛打賞の活躍。下位打線で繋がりを見せ、大勝につなげた。 また、50メートル5秒台の快足・松尾 駿外野手(諫早-鹿屋体育大)も、8回に代走で出場。2盗、3盗を連続で決めると中川 聖也内野手(菰野-皇學館大)の犠牲フライで生還し、持ち味の快足を見せつけた。 投手陣も中込陽翔投手(山梨学院-山梨学院大)と川口冬弥投手(東海大菅生-城西国際大-ハナマウイ)が1回2三振の好投。チームとしても相手打線を2失点に抑えるなど、強力徳島投手陣のアピール合戦が続いている。