絢爛、提灯山3基 射水・海老江曳山まつり
射水市の海老江曳山まつりは22日、海老江地区で行われ、雨の降る中、絢爛(けんらん)な3基の曳山が海沿いを勇壮に巡り、港町に秋の訪れを告げた。夕方からは、提灯(ちょうちん)を飾った提灯山に装いを変えて巡行した。 まつりは海老江加茂神社の秋季祭礼で、市有形民俗文化財に指定されている。東町、中町、西町の3基の曳山には「太鼓をたたく」「鉄棒を回る」「サルの顔に変身する」からくりが飾られているのが特徴となっている。 雨のため、例年より約2時間半遅い午前11時半ごろから、シートを掛けた状態で巡行を始めた。若衆らが威勢よく「イヤサー、イヤサー」と声を上げながら町内を練り歩いた。 海老江曳山協議会の早瀬修一会長は「雨を心配していたが、無事に山を出して、町民の皆さんに見ていただけて良かった」と話した。