「みんなと過ごす明るい時間の中で役立てて」クリスマス前にポインセチアの出荷始まる=静岡・富士宮
静岡放送
クリスマスを前に、静岡県富士宮市ではポインセチアの出荷が始まりました。一方、静岡市では、伝統工芸を飾り付けた温かな雰囲気のクリスマスツリーがお目見えしました。 【写真を見る】「みんなと過ごす明るい時間の中で役立てて」クリスマス前にポインセチアの出荷始まる=静岡・富士宮 ハウスの中で鮮やか色を見せ、出番を待ちわびているのが、クリスマスの時期に欠かせないポインセチアです。高橋園芸(富士宮市下条)では、約1100平方メートルのハウスの中で、17品種、5000鉢のポインセチアを栽培しています。 一見、花に見える色付いた部分は「苞」と呼ばれていて、赤やピンク、ゴールドから鮮やかな黄色まで実にさまざまです。 「夏の暑さがけっこう厳しくて花の色付きやタイミングが心配だったが、出荷のタイミングとしてはほぼ例年通りという感じでくることができた。みんなと過ごす明るい時間の中で役立ててもらえばいいかなと思う」(髙橋園芸 髙𣘺泰さん) 出荷は、11月下旬に最盛期を迎え、12月中旬まで続きます。 一方、静岡市駿河区の「グランシップ」では、伝統工芸「挽物」を飾り付けた高さ5メートルのクリスマスツリーの展示が始まりました。 「挽物」は、ろくろを使って木を加工した製品で、地域の文化を広く発信しようと静岡大学の学生が考案し、職人が作りました。このクリスマスツリーは12月25日まで展示されます。
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