島田麻央、全日本ジュニア4連覇 2位は和田薫子、3位に櫛田育良 フィギュアスケート
◇17日 フィギュアスケート 全日本ジュニア選手権 最終日(ひろしんビッグウェーブ) 男女のフリーが行われ、女子は3年連続世界ジュニア女王で大会3連覇中の島田麻央(16)=木下グループ=がフリー128・63点、合計201・32点を記録し、大会史上初となる4連覇を達成した。2位は合計190・17点の和田薫子(15)=グランプリ東海ク=で、3位には189・52点で櫛田育良(17)=木下アカデミー=が入った。 前日のショートプログラムで1位だった島田はフリーでも冒頭にトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)、2本目に4回転トーループと大技2本を組み込む構成。トリプルアクセルはGOE(出来栄え点)1・60の加点を得た。4回転トーループで転倒するなどのミスがあったが、それでもフリー2位の櫛田に4点近い差をつける強さを見せた。 SP2位の和田は細かいミスはあったものの、演技をまとめきった。櫛田はSPで3位に入った勢いそのままにフリーでもジャンプをすべて降り、表彰台圏内を堅持した。
中日スポーツ