仕事に爆アドと話題の「AI文字起こし」片っぱしから試してみた
高性能ICレコーダー
AIが搭載されていたり、録音した音声をクラウドにあげて文字起こししてくれたりする高性能なICレコーダーもあります。メインとしてもサブとしても、ひとつ持っておくと便利なんですよね。 スマホに貼り付けるAI搭載レコーダー「PLAUD NOTE」 最近は、AIが搭載されているレコーダーも注目されています。 私も愛用している「PLAUD NOTE」はMagSafeでスマホに貼り付けて使うタイプで、電話の通話内容まで録音できるのが特徴です。 スマホとBluetooth連携しておけば、専用のアプリに文字起こしの内容が表示されます。 文字起こしされた内容は、AIで用途別に要約され、さらに整理して物事を理解するのに役立つ「マインドマップ」まで作ってくれます。サードパーティで録音したデータも取り込めるので、現在使っているレコーダーも併用して使い続けられるのが嬉しい。 本体価格:27,500円 PLAUD NOTEサービス 無料プラン:月/300分 プロプラン:月/1200分 月/1,200円または年/12,000円 アイディアを取りこぼさないウェアラブル録音機「PLAUD NOTEPin」 ウェアラブルタイプの「PLAUD NotePin」も発売しました。これは、音声を録音するというより、常に身につけることでふとしたアイディアをその場で音声記録したり、両手が塞がった状態でも録音できたりする優れもの。 マグネットピン、ネックストラップ、リストバンド、クリップの4通りの付け方ができますよ。 「PLAUD Note」と同じアプリを使うので、59ヶ国語以上の音声データを文字起こし→要約とマインドマップ生成が可能です。 本体価格:28,600円(予約受付 12月上旬正式発売予定) スクリーンで文字起こしが確認できる「AutoMemo S」 SOURCENEXTの「AutoMemo S」は、レコーダー本体で文字起こしの結果が確認できるのが特徴。 「notta」アプリでもリアルタイム文字起こしの結果を確認できますが、その間はスマホが使えないし、充電も消費されてしまいます。専用機があった方が安心な方で、かつ内容はブラウザでも確認可能。 AI要約では、ToDoリストや話者ごとの要約もできます。ただ、要約はプレミアムプランになるので、ちょっと高めの印象です。 本体価格:19,800円 文字起こしのみプラン:月/30時間 月/1,480円または年/15,360円 文字起こし+要約プラン:月/30時間 月/2,480円または年/23, 760円 ちなみに、私はインタビューや取材現場にレコーダー機能を持つデバイスを3台持ち込み、内容に応じて文字起こしサービスを使い分けています。録音できていなかったり、充電がなくなりそうだったりといった事態は避けたいですからね。実際、何度か救われましたよ。 なので、どのサービスがいい! ではなく、「自分のニーズに合わせて色々使ってみてね」という言葉でこの記事を締めておきます。
中川真知子