【阪神タイガース】ドラフト1位 NTT西日本・伊原陵人投手どんな選手…智弁学園の先輩・村上頌樹追いかけ、同じ舞台へ
2024年プロ野球ドラフト会議。 阪神タイガースは1位（2回目）に、NTT西日本の伊原陵人投手を指名しました。1回目は、関西大の金丸夢斗選手を指名も抽選で中日が交渉権を獲得しました。 【取材エピソード】NTT西日本・伊原陵人 智弁の先輩、村上投手と同じ舞台へ「平均球速」アップと「落ち球」磨く！
伊原投手 ストレート球速アップに取り組んできた
伊原陵人（いはら たかと）投手。智弁学園(奈良)で甲子園に、大商大では大学野球選手権に出場していましたが、大舞台で積んだ経験値を社会人1年目から発揮していました。 自己最速の147キロは大商大2年時に計測したものでした。 NTT西日本入社後は、最速144キロと球速に伸び悩みを感じていたといい、取材に対し「先発として1回から9回まで143～144キロで投げて、力を入れたら147～148キロというのを目指しています」と話していました。 武器となる変化球の習得にも励んでいました。「落ち球(フォークボール)ですね。もともと持ってはいるんですけど、3ボール2ストライクなど、ここ一番で投げられるかというと、そういうボールではなかった。ストレートに近いように落とすことができれば、投球の幅も広がってくると思う」。
◆智弁学園の先輩、村上頌樹投手を追いかけて
高校時代から追いかけ続けている人物は、奈良・智弁学園の2年先輩にあたる村上頌樹（阪神タイガース）です。 「高校1年の夏までキャッチボールを一緒にさせて頂いていたんですが、とにかく真っすぐの回転が凄く、低めから伸びてくるイメージがあった。自分もそういう球を投げたいと追いかけていました。」 こう話す伊原投手は、村上選手と今でも連絡を取り合っていました。そして、いよいよ憧れの先輩と同じ舞台へ立つことになりそうです。
◇伊原陵人（いはら・たかと）プロフィール
2000年8月7日生 奈良県橿原市出身 170㎝75㎏ 左投左打。智弁学園～大阪商業大～NTT西日本。智弁学園3年春に甲子園出場（3回戦敗退）。大商大2年秋に関西六大学リーグで最優秀投手に輝く。趣味はゴルフ。好きなアイスは濃厚ミルクアイス。
