【F1モナコGP】大波乱!1周目に4台リタイアで赤旗中断、ルクレールが母国GPで悲願の優勝!角田裕毅8位
2024年F1第8戦モナコGPの決勝レースが行われた。天候は快晴、気温21℃、路面温度47℃、湿度61%というコンディションだ。 ●【2024F1第8戦モナコGP】決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数/タイムスケジュール・全セッションの結果 ■1周目の波乱 1周目のスタート直後、ターン1から駆け上がっていく中でセルジオ・ペレス(レッドブル)とケビン・マグヌッセン(ハース)が大クラッシュ、ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)も巻き込まれ、レースはいきなり赤旗中断になった。 さらにアルピーヌ勢はトンネル前で同士討ちを演じ、宙に浮いたエステバン・オコン(アルピーヌ)が戦線離脱。 カルロス・サインツ(フェラーリ)はターン1でオスカー・ピアストリ(マクラーレン)と接触したことでパンクし、カジノ前で一度はマシンを止めたが、赤旗中断になったことでなんとかピットに戻った。さらにサインツがマシンを止める前の順位でレース再開になったことで、サインツは3番手から再スタートを切ることができ、命拾いした。 結局1周目で4台がリタイアとなり、16台でのレース再開となった。 ■ レース再開後、トップを走るシャルル・ルクレール(フェラーリ)が驚くほど遅いペースで走行。赤旗中断中にハードタイヤに交換をしたことで、ルールになっている「タイヤ交換義務」を果たしており、このまま最後まで走りきる戦略だ。 それに気が付いたミディアムタイヤ勢やライバルたちは追うことを諦め、タイヤマネジメントに徹するレース展開になった。 モナコ出身のシャルル・ルクレール(フェラーリ)は、念願の母国GPをポールトゥウィンで飾った。2位はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、3位は蘇ったカルロス・サインツ(フェラーリ)だった。 HRC Sakuraで製造されているHRC(ホンダ・レーシング)製パワーユニット『ホンダRBPT』勢は、以下の通り。 6位 マックス・フェルスタッペン(レッドブル) 8位 角田裕毅(RB) 12位 ダニエル・リカルド(RB) リタイア セルジオ・ペレス(レッドブル)