【韓国旅客機事故】“鳥の巨大な群れ”に衝突か 手動で出せる車輪出ず…衝突した壁はコンクリート 元JAL機長語る「論外、信じられない設計」
コンクリートで補強された“盛り土”
胴体着陸を行った機体が衝突したのは、「ローカライザー」と呼ばれる、着陸する機体に対し滑走路の中心線とのズレを示す電波を発信する、「着陸誘導装置」の下にある“盛り土”でした。 その中身は頑丈なコンクリートで補強されており、それによって衝突の威力が増大されたとみられています。 塚原氏は、この硬い“盛り土”が、今回の事故がここまで甚大な被害に及んだ大きな要因ではないかと話します。 元JAL機長 塚原利夫氏: やはり結果から見て参りますと、なんといっても盛り土、盛り土の中にある構造物それもコンクリートと。これはもう信じられないことです。日本でも1983年に山口の岩国飛行場、当時は米軍の海兵隊と海上自衛隊が使っていた空港で、同じように低空飛行をした結果、滑走路の先にある擁壁に衝突し大事故になったことがあるのですが、日本では珍しいです。 ただ、空港が海に近いところだと、どうしても防波堤が空港の周りにありますのである程度やむを得ないところがありますが、務安空港のような平地であれば、これは全くの論外と言ってもよろしいのかも。信じられない設計ですね。 (めざまし8 1月6日放送)
めざまし8