PENTAXが「天体」に特化した追加アシスト機能を販売開始
遠隔でピントを動かせる!? 令和の時代にフィルムカメラを発売したPENTAX、実は面白いサービスを展開しています。それが、有償で購入するカメラの追加機能。 PENTAXのデジタル一眼レフカメラのフラッグシップモデルである「PENTAX K-1/K-1 Mark II」向けに発表されたのが、「天体写真アシスト」。星空の撮影に強いとされているPENTAXのカメラにはまさにピッタリな機能じゃあないですかッ。
3つの機能をパッケージング
「天体写真アシスト」は「星AF」「リモコンフォーカス微動」「天体画像処理」の3つの機能がパッケージングされています。 これを有償で購入するとアクティベーションキーがゲットでき、キーを使うとこれらの機能がアンロックされる仕組みです。
それぞれどんな機能なの?
「星AF」は、カメラを天体に向けるだけで星にピントを合わせてくれる機能。本来、天体撮影の場合はマニュアルでピントを合わせますが、この機能を使えばそこがオートに。もう画面とにらめっこしなくていいな…! 「リモコンフォーカス微動」は、別売のリモコンを使って遠隔からフォーカスを動かせる機能。寒冷地やカメラと距離がある場合など、手動でのレンズ操作が難しい場面で重宝しそうですね。なんなら普段の物撮りでも便利そう。 最後の「天体画像処理」は、写真を天体に適した調整ができるようになるレタッチ的な機能。星の明るさ調整や被り補正、天体明瞭度などのパラメーターが用意されています。天体向けのカメラ内現像という感じ。 「天体写真アシスト」のアクティベーションキーの価格は、1万円。 過去には「Grad ND機能」のアクティベーションキーも販売していましたが、好みのプレミアム機能のみを狙って購入できるのは自分だけのカメラを育てていくようなワクワク感がありますね。今年の天の川で試してみようかな。 Source: RICOH IMAGING
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