バスケ男子代表、不適切な行動で処分 (全文3完)歓楽街との認識なかった
五輪選手に憧れて頑張っていたのに、なぜこんなに変わってしまったのか
サンケイスポーツ:サンケイスポーツのタザキです。選手4人にお伺いします。さっきからの認識不足であったとか、そういったコメントが出ていますが、先ほどの謝罪の言葉を聞いていても、日の丸に泥を塗った、要するに日本国民に対して恥をかかせたという言葉が1つも出てこなかったっていうのは、まだこの場でも認識が足りないんじゃないかと思うんですが、日の丸に対する認識というのは、この問題以前にどういう認識を持っていたのか、要するに子供のころは日の丸を付ける選手になりたいと、ずっと憧れて頑張っていたと思うんですが、それがこのように日の丸の付いた服を着て、そういうところへ行く、そういう行為をするというような、国旗、日本国をばかにするような、そういったことをする、そういう認識になんで変わってしまったのか、その辺、自分たちはそれぞれどう思っていますか。 永吉:おっしゃるとおり、やっぱり日本代表ということよりも、まず最初に日本国民という、日本国民の皆さまに対しての謝罪がなかったことは、この場をお借りしておわびしたいと思います。本当に申し訳ありませんでした。 失礼します。自分にとって日の丸とは何か、この機会を機に自分は考えました。自分にとっての日の丸は憧れだったと思ってます。小さいときはすごく憧れていました。ただ、なぜ今回のような事態に至ってしまったのかと考えたときに、思い付く言葉が、やっぱり認識の甘さだったりとか、自分の自覚不足だったりとか、今はそういう言葉でしか言えないのがすごく悔しいですが、率直な気持ちではあります。 橋本:自分もバスケを始めたときから、将来は日本代表になるんだという夢を掲げていて、やっとつかんだチャンスを、このような形で日本、日本国民、日本の国旗に泥を塗ってしまったことについて、深くおわび申し上げたいと思います。謝罪がなかったので、もう一度謝罪させてもらいます。本当に申し訳ございませんでした。 佐藤:僕自身も幼いころから日本の国旗を付けてバスケットをすることをずっと夢に持っていました。しかし今回、自分たちのこのような軽率な行動で、バスケットファンのみならず日本のスポーツファン、そして全国民の皆さまに泥を塗るような行為をしてしまったことに関して、対して、本当に深くおわび申し上げます。本当に大変申し訳ありませんでした。 サンケイスポーツ:ごめんなさい、ちょっといいですか。頭下げていただくのは結構なんですけど、私が聞きたいのは、なぜそういう認識が今、22歳、23歳、永吉さんは27だけど、あなたたちが子供たちのころからそんなふうに変わってしまったのかということなんですが。 今村:私も小さいころから日本を代表する選手を憧れて、夢であり目標であり、目指してきました。なぜこのような行動に、なぜ、そのような目標を持っていた僕たちがそのような行動をしてしまったのかというのは、少しなりのうぬぼれだったりがあったのではないかと私は思っています。これから日本を代表する、代表を目指している子供たちであったり、選手であったり、そういう人たちの思いを私たちは裏切ってしまい、全国民の皆さまのスポーツを愛する皆さまに対して、本当に、そういう皆さまに対しての裏切り行為だと私たちは思っています。そのことに対して、もう一度あらためて謝罪して、謝罪させていただきたいと思います。誠に申し訳ありませんでした。 司会:よろしいでしょうか。では次のご質問のある方、挙手をお願いいたします。じゃあ、あちらの女性の方からいきましょうか。初めてですね、女性の方から。1列目右側の女性の方です。