黒柳徹子出演特番2本が上位に、『ライオンの隠れ家』『それスノ』『鬼レンチャン』も=週間テレビ番組注目度ランキング
■『ライオンの隠れ家』親子の感動的な再会に称賛 2時間特番が続々とランクインする今週の注目度ランキングにおいて、柳楽優弥主演の『ライオンの隠れ家』(TBS)は、レギュラードラマながら個人全体ランキングとコア視聴層の両方で3位を記録(個人全体69.6%、コア63.0%)。緊迫感あふれるシーンと繊細な心理描写で、多くの視聴者を引きつける実力を示した。 11月29日放送の第8話では、母・愛生(尾野真千子)と息子「ライオン」こと愁人(佐藤大空)の感動的な再会が描かれ、その情感豊かな演技に多くの称賛が寄せられた。一方、ラストの予想外の展開が視聴者の心をわしづかみにし、次回への期待感を一層高めている。
Snow Man×中島健人のガチ対決で視聴者沸かせる
『それSnowManにやらせて下さいSP』(TBS)はゲストに中島健人を迎え、人気企画「TSC(東京それスノコレクション)」の第2弾を放送。2時間特番となる今回はコア視聴層で4位(61.9%)、個人全体でも8位(63.9%)にランクインし、若い層だけでなく幅広い世代から安定した注目を集める結果となった。 TSCでは「初めてのクリスマスデートで彼氏に着てほしい勝負服」というテーマのもと、Snow Manと中島がそれぞれこん身のコーディネートでガチ対決。審査員からの「芸能人の嫌なところが全部詰まってる」という辛口コメントや、"ダサい"判定で「顔だけ残し穴」に落下するという屈辱の罰ゲームが視聴者を楽しませた。 SNSでは中島とSnow Manの共演が新鮮に感じたという声や、「中島さんカッコ良すぎて笑っちゃった」と歓喜するファンの声があがっていた。 ■佐野岳、トランプマンを「白塗り」呼ばわり 千鳥がMCを務める人気バラエティ『千鳥の鬼レンチャン』(フジテレビ)が、コア視聴層ランキング5位(61.4%)を獲得。新企画「4×200mリレーサバイバルレンチャン」では、アロハ(超特急)、曽野舜太(M!LK)らをはじめ、OWV、SHOW-WAのメンバーたち、そして元プロ野球選手や俳優の佐野岳などが参戦し、豪華メンバーでの対決が実現した。 中でも注目を集めたのは、佐野岳とプロマジシャンのトランプマンの意外過ぎる“からみ”。アンカーで失速し最下位となったトランプマンを佐野さんが「白塗り」と呼ばわりし、“ぶち切れキャラ”を見せる場面では視聴者の笑いを誘った。 SNSではOWVの出演を喜ぶ声も多数寄せられ、多彩な出演者の共演が番組の注目度を高める一因となった。 ■ REVISIO 独自開発した人体認識センサー搭載の調査機器を一般家庭のテレビに設置し、「テレビの前にいる人は誰で、その人が画面をきちんと見ているか」がわかる視聴データを取得。広告主・広告会社・放送局など国内累計200社以上のクライアントに視聴分析サービスを提供している。本記事で使用した指標「注目度」は、テレビの前にいる人のうち、画面に視線を向けていた人の割合を表したもので、シーンにくぎづけになっている度合いを示す。
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