【買って失敗した収納アイテム11選】役に立たないどころか収納の邪魔に…片付けのプロが絶対に買わない収納アイテム
4. 傾斜のついたおもちゃ箱収納棚
「9個~12個のおもちゃ箱が収納できる、傾斜のついた棚はおすすめしません。子供が箱のなかを見ることができるのはよいアイデアのように思えますが、箱が小さく、また斜めになっているためおもちゃが床に落ちてしまいます」(ジュリー・シュトッベ)
5. 積み重ね式のプラスチック引き出し
「安いのは魅力的かもしれませんが、長持ちしません。すぐに壊れてしまいます。また、汚れやすく、開けにくくなることも多いです。収納のしやすさは、整理整頓を続けるうえで最も重要な要素です。高くても頑丈な引き出しを購入して、長く愛用しましょう」(レイチェル・アンド・カンパニーのプロの整理整頓家、レイチェル・ローゼンタール)
6. 自立式コートラック
「コートラックは、たくさんのコートやスカーフなどでどんどん大きくなるモンスターです。玄関にはフックを数個だけ用意し、使わないコートやスカーフ、帽子は別のところで保管しましょう。大きく膨れ上がったコートラックがなくなると、玄関はスッキリしますよ」(クラッター・カウガール社のジェニ・アロン)
7. 引き出しが組み込まれたベッドフレーム
「ベッドフレームに組み込まれたタイプの引き出しは、スペースが少ないと感じます。さらに、ベッドを壁につけて設置すると、壁側の引き出しは使えなくなってしまいます。代わりに、ベッドライザーを使用してベッドに高さを出し、スーツケースや季節の衣類を入れた箱を収納する便利な場所をつくりましょう」( アップルシャイン社の創設者兼プロの整理整頓家、アメリア・ミーナ)
8. 便器のうえの棚
「便器のうえ以外に棚が設置できないなら仕方ないですが、可能であれば、便器から離れた反対側の壁にフローティングシェルフを設置するのをおすすめします。棚から何かが飛び出て便器に落ちる心配は無くなりますよ」 (ジェニ・アロン)
9. 木製ハンガー
「見た目が美しいからという理由で選ばれることが多いですが、私は普段使いのアイテムにはほとんど使いません。かさばるし、服が滑り落ちやすいからです。代わりに、スリムなフェルト張りのハンガーを使っています。これなら場所も取らず、服をしっかり固定できます」(レイチェル・ローゼンタール)