【貧困と夜職】学費に困った彼女が「キャバクラ」で働き始めました。大変そうですが、実際の給料は他のアルバイトより高いのでしょうか?あまり無理はさせたくないです。
大学や専門学校などの学費高騰のため、学費に困ってしまう学生は多いでしょう。大学生や専門学校生であれば昼間は学業に専念しているため、平日は夕方から夜しか働くことができません。 夜の仕事であるキャバクラで働いた場合、実際の給料は他のアルバイトよりも高いのでしょうか。この記事は、キャバクラの実際の給料と他のアルバイトより給料が高いのかということを解説します。
キャバクラの実際の給料
求人ボックスの2024年1月給料ナビによるとキャバクラの仕事の平均時給は、アルバイトやパートで1991円です。全体の給与金額には幅がありますが、これは勤務先やキャバ嬢としての経験、スキルなどの差といえます。 とくに勤務地域は重要で、東京などの都心部はお客さんの平均年収が高く支出金額が多いため、キャバクラの時給や給料も押し上げられ、地方と比べると高い傾向にあるでしょう。 キャバクラの給料は、時給だけでなく指名料やドリンクなどの売り上げから得られる収入などが上乗せされます。例えば1900円の時給で1日4時間働くと7600円ですが、お客に指名される人数や売り上げによって給料や時給自体が上がる仕組みです。 指名人数によって給料が増える傾向にありますが、キャバクラでの経験が浅い場合は適切な接客ができないことが多くお客に満足されることが少ないため、はじめから指名されることは難しいかもしれません。また店舗にもよりますが、ドレスや化粧品などの費用や所得税などが給料から源泉徴収されます。
キャバクラは他のアルバイトより給料が高い?
キャバクラの平均時給と他のアルバイトの平均時給で、仮に1日5時間で月20日働いた場合、どちらの給料が高いのでしょうか。マイナビキャリアリサーチの2023年10月度アルバイト・パート平均時給レポートでは、アルバイトの全国平均時給は1224円でした。 ◆キャバクラで1日5時間月20日働いた給料 キャバクラの平均時給1991円で1日5時間働くと約1万円、20日では20万円になります。給料から引かれるものは、約10%の源泉徴収2万円と、店舗によって異なりますがドレスのレンタル代1日の相場1000円を20日間で計算すると2万円です。 給料20万円の給料から、天引き額4万円を引くと、キャバクラの給料は16万円という金額になります。指名料やドリンクなどの売り上げを上乗せするとさらに時給や給料が上がり、ドレスのレンタル代や源泉徴収などの引かれる金額が比例して高くなります。 ◆他のアルバイトで1日5時間月20日働いた給料 他のアルバイトの平均時給1224円で1日5時間働くと約6000円、20日では12万円です。
キャバクラは他のアルバイトより給料が高いといえる
キャバクラは平均時給が高く、他のアルバイトよりも給料が高いことが分かりました。キャバ嬢としてお客から人気が高くなると、指名される回数や人数が増えてさらに給料を上げることが可能です。 とはいえ、キャバクラ業界では、お客の目を引く要素を磨くことが求められるため、高給料でもネイルサロン代やエステ代など美容費用がかかる場合もあることを考慮しておくことが大事です。 出典 求人ボックス 給料ナビ キャバクラの仕事の年収・時給・給料 マイナビ・キャリアリサーチ 2023年10月度 アルバイト・パート平均時給レポート 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部