マカオのセントレジスバーが当地で唯一となる2024年版「アジアのベストバー50」リスト入り
アジア各地のバーにスポットライトを当てる2024年版「アジアのベストバー50(Asia's 50 Best Bars)」の授賞式が7月16日に香港で開催された。 マカオからはコタイ地区の統合型リゾート、ロンドナーマカオに併設する5つ星ホテル、セントレジスマカオのセントレジスバー・アット・セントレジスマカオが22位となり、マカオで唯一のリスト入りを果たした。
同バーは2020年11月に移転拡張オープンし、よりエレガントかつコンテンポラリーな雰囲気となり、ゆったりしたシートアレンジを実現。ゲストミクソロジストを招聘したイベントも積極的に展開し、ミクソロジーアートと思い出に残る体験の提供に力を入れているという。 セントレジスにまつわる物語といえば、1934年にセントレジスニューヨークの「キングコールバー」のバーテンダーだったフェルナン・プティオ氏が生み出し、レシピを完成させたというウォッカとトマトジュースを使ったカクテル「ブラッディマリー」が有名だ。ブラッディマリーは世界各地のセントレジスに併設のバーで、その地域の特色を反映したご当地版を提供することで知られ、マカオでは東西文化の交差点であるマカオの特色を表現した「マリア・ド・レステ(東方のマリー)」がそれにあたる。ほかにも、マカオの名物スイーツ、エッグタルトをテーマにしたものなど、数々のシグネチャーカクテルをラインナップしている。