SBSホールディングス、置き配の新サービス 再配達の削減を推進
SBSホールディングス(HD)は11月1日から、サステナブルな配送を実現するという新サービス「SBS Eco ロジ便」の提供を開始する。 新サービスはグループ会社のSBS即配サポートが手がける。伸びが著しいEC物流の需要に対応し、ユーザーに対しては「置き配」の利用を促進して再配達率を削減に取り組む。 「SBS Eco ロジ便」は、置き配を前提とした配送サービスで、①リーズナブルな価格での配送 ②再配達率削減によるCO2排出量の削減 ③ドライバー不足の解消ーーの3つを提供する。関東の1都3県からサービスを開始して、全国展開を目指す。 SBSHDは物流の2024年問題の対応や顧客向けサービス向上を目指している。特に、宅配荷物の再配達率の削減は喫緊の課題としての認識を示す。 2025年12月期までの3カ年の中期経営計画には、「環境に配慮した物流施設・輸配送体制の整備」を盛り込み、物流負荷の低い配送方法により、サステナブル経営の実現を進めるとしている。
「日本ネット経済新聞」記者 後藤工