【台風情報】21日からの“次の3連休”に日本付近で“次の台風”の影響も 各国の予報機関 “新たな台風の卵” を日本の南で発生・北上予想 台風13号が奄美通過後に 気象庁・アメリカ・ヨーロッパ進路予想比較【19日までの雨・風シミュレーション】
15日(日)9時の予想天気図では、日本の南の海上に2つの低圧部が発生すると予想されています。これらの低圧部で雲がさらにまとまって低気圧性の循環が強まれば熱帯低気圧や台風になる可能性が出てきます。 【画像で確認】台風13号通過後 “次の熱帯じょう乱”も要注意 19日(木)までの雨・風シミュレーション 週間予報の支援図をみると、沖縄の周辺の海上にLマークがついています。熱帯じょう乱が存在する可能性を示しています。 ■ヨーロッパモデルも熱帯低気圧の発生を示唆 沖縄周辺へ北上予想 ヨーロッパ中期予報センターでは、ある予想時刻の48時間以内に、その場所から300キロ以内に熱帯低気圧が通過する可能性を確率で公表しています。 この3連休に台風13号が南西諸島を通過して大陸方面へと向かったあと、日本の南の海上で熱帯低気圧が発生する確率が高くなっているエリアが現れています。これは13号の次に別の熱帯じょう乱が発生する可能性を示しています。 【画像で確認】台風13号通過後 “次の熱帯じょう乱”も要注意 19日(木)までの雨・風シミュレーション この熱帯じょう乱は次第に北上して20日朝には沖縄周辺の海域に北上する可能性を示しています。 ■来週末の“次の3連休”に影響か 気象庁やアメリカ予報機関の予想にも それでは気象庁、アメリカ海洋大気庁、ヨーロッパ中期予報センターのアンサンブル予報モデルが予想した20日(金)朝の計算結果の一覧を見てみましょう。 気象庁(JMA) アメリカ海洋大気庁(NOAA) ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF) アンサンブル予報の結果一覧をみてもわかるように、1週間先にどこに熱帯じょう乱が北上するかについては、まだ予報にかなりのブレ幅あるため確定的なことを言える段階ではありません。 ただ気象庁、アメリカ、ヨーロッパの3つの予報機関ともに、来週前半には日本の南の海上で何かしらの熱帯じょう乱が発生する可能性を示唆しています。場合によっては来週末からの“次の3連休”に影響を与える可能性もあるのでご留意ください。
【画像で確認】台風13号通過後 “次の熱帯じょう乱”も要注意 19日(木)までの雨・風シミュレーション また秋雨前線が南下してくる予想もあり、アンサンブル予報の結果にも日本付近に前線による降水域を予想しているデータもみられます。本州付近では秋雨前線によるまとまった雨となる可能性もありますので台風の動向だけでなく秋雨前線の動きにもご注意ください。 ※台風の最新情報については気象庁発表する台風情報をご確認ください
中国放送