<センバツ・夢へ続け!>柴田・支える人たち 選手のため役立てて 地元スーパー、社員発案で寄付 /宮城
宮城、福島両県でスーパー「フレスコキクチ」を展開するフレスコの菊地盛夫社長が17日、柴田高校を訪れ、「センバツ出場のお役に立てれば」と20万円を寄付した。 フレスコは1863(文久3)年に現在の福島県相馬市で米問屋として商売を始めた。現在、柴田高校のある柴田町内を含めて17店舗がある。センバツ出場が決まった際、社員が「地元のスーパーとして何か応援しましょう」と発案し、寄付を決めた。 菊地社長は「地域の方のお役に立ってこその店です。応援させていただきます」と、土生善弘校長に目録を手渡した。土生校長は「夢実現 フレスコキクチの皆様と共に」と書いた自作のポスターを贈り、「新たなる夢は甲子園初出場初優勝。一戦一戦力をつけて、宮城のチーム同士で決勝を戦いたい」と誓った。【石丸整】