【宝塚記念登録馬】ファン投票1位のドウデュースが武豊と見参!最大のライバルはルメール騎乗のジャスティンパレスか
[GⅠ宝塚記念=2024年6月23日(日曜)3歳上、京都競馬場・芝外2200メートル] 【写真】馬柱でみる宝塚記念 春競馬の総決算になるGⅠ宝塚記念(23日=京都芝外2200メートル)の登録馬が発表された。今年は阪神競馬場の工事により、ディープインパクトが勝った2006年以来となる18年ぶりの京都開催。例年以上の盛り上がりを期待できそうだ。 主役は歴代最多票数を獲得してファン投票1位に輝いたドウデュース。レジェンド・武豊とのコンビがファンに強く支持される理由だろうが、21年朝日杯FS、22年の日本ダービー、さらには昨年の有馬記念と3年連続でGⅠ勝利を達成するなど、その実力も現役最強と思えるもの。直線で進路を見つけられず、消化不良に終わってしまったドバイターフでも0秒3差5着と負けて強しを印象づける内容だった。初めての京都コースをクリアし、グランプリ春秋制覇を達成。大目標の待つ秋に弾みをつけたいところだ。 4戦4勝と相性抜群のルメールを鞍上に迎え、2度目のGⅠ制覇を目指すジャスティンパレスがライバル候補の筆頭となりそう。昨年の天皇賞・春が最後の勝利となっているものの、ハイレベルなGⅠ戦で常に上位を争う安定感は魅力。実績のある京都外回りでの開催もプラス材料となりそうだ。 重賞2勝を含む3連勝で一気に頂点取りをもくろむシュトルーヴェも怖い一頭だ。追い込むことが難しいスローペースの前走で見せた鬼脚は、すでにGⅠのタイトルを獲得した馬に比肩するもの。相手強化の一戦でも注目したい。 世代レベルに疑問符がつけられている今年の4歳牡馬にあって、大阪杯でGⅠ馬の仲間入りを果たしたベラジオオペラは例外的な一頭。GⅠ連勝で一気に現役最強の座を狙うレースになる。 ほかでは巻き返しを狙う昨年の皐月賞馬ソールオリエンス、大阪杯2着でGⅠ通用の力を示したローシャムパーク、道悪馬場で急浮上する可能性があるブローザホーンなど、伏兵の顔触れも揃っている印象だ。
東スポ競馬編集部