【広島】31日異例紅白戦 天候次第で12イニングも「練習だけやっても課題見えてこない」新井監督
広島は31日からの秋季練習最終クールに紅白戦を2試合行う。まだシーズンが終わったばかりで、キャンプ地入り前の実戦は異例でもある。 新井貴浩監督(47)は「練習だけやっても課題が見えてこないので、実戦の中で(取り組んでいることが)どう出るのか。そこで出た課題を(秋季キャンプで)やっていくという感じ」と狙いを説明する。31日と11月1日に2試合を予定。1日の天候状況によって、31日に12イニング実施することも検討されている。 紅白戦出場選手が、秋季キャンプに同行するメンバーとなる見込み。28日までフェニックスリーグに参加していた若手を中心に、29日までの秋季練習に参加していた選手も対象となる。 マツダスタジアムで続いた秋季練習だけでなく、みやざきフェニックスリーグでも練習量が増している。「秋はとくに若い選手が成長する時期」と新井監督。来月4日から始まる秋季キャンプでも実戦を数試合組み込み、練習と実戦を繰り返しながら若手の成長を促進していく。