J1とJ2クラブ必見!? J3からステップアップ濃厚な選手(7)海外所属の兄に続け! 衝撃の先発デビューを果たした逸材
2024シーズンのJリーグは佳境を迎えている。今季のJ3は大宮アルディージャが圧倒的強さで優勝を決め、1年でJ2への昇格を決めたが、厳しい戦いもあった。かつてJ1にいたチームも苦戦するJ3において、ステップアップしそうな選手は誰なのか。今回は、来季J3からステップアップが濃厚な選手を紹介する。※成績は第35節終了時点
MF:横山夢樹(よこやま・ゆめき) 所属クラブ:FC今治 生年月日:2005年9月23日(19歳) 今季リーグ戦成績:26試合6得点4アシスト 横浜FCなどで活躍した横山博敏氏を父に持ち、実兄は現在バーミンガム・シティでプレーする横山歩夢。サッカー一家に生まれた横山夢樹は帝京高校出身で、2023年3月に翌年からのFC今治内定が決まった。 昨季は同クラブの特別指定選手に認定されたが、出場機会はなし。今年3月3日に行われたツエーゲン金沢との第2節でJリーグデビューを果たした。 また、今年3月16日に行われたJ3第4節のY.S.C.C.横浜戦でJリーグ初先発となると、15分に左サイドの果敢な突破からインスウィングのシュートでゴールを陥れた。これが横山にとってJリーグ初ゴールとなり、さらに2・3月度のJ3月間ベストゴールに選出。プロ初先発で衝撃のゴールを決め、今季序盤からそのポテンシャルの高さを見せつけた。 今季の前半戦は途中出場が多かったが、6月1日の第15節以降はスタメン出場が続いている。横山のストロングはテクニックに裏打ちされたドリブルだ。シュートのバリエーションも豊富で、チャンスメイクのみならず、自らもゴールを狙える。プロ1年目ながらここまで活躍できているのは不思議ではない。
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