【デイリー杯2歳S見どころ】末脚鮮やかだったロンドボスの決め手に注目
直線で鋭い脚を使って初陣を飾ったロンドボス。牡馬が相手でも決め手は上位で連勝濃厚だ。主な有力馬は次の通り。 【写真】ロンドボスのこれまでの軌跡 ■11/9(土) デイリー杯2歳S(2歳・GII・京都芝1600m) スタートが一息で、その後もなかなか前に進んで行かなかったロンドボス(牝2、栗東・藤原英昭厩舎)の初戦だが、後方待機策から満を持して繰り出した一気の末脚は圧巻だった。近親に重賞勝ち馬ステファノスがいる血統で将来性も豊かだ。鞍上はC.デムーロ騎手。 初戦は内枠を利用して好位で立ち回って鋭く伸びたロヴィーサ(牝2、栗東・大根田裕之厩舎)。非常に競馬センスのいい馬で大人びたレースぶりには目を見張るものがあった。兄は3連勝で交流重賞を勝利。幅の広い活躍が期待できる血統で注目だ。鞍上は幸英明騎手。 その他、初戦で競馬を覚えて2戦目では一転して好位から鋭く脚を使って初勝利を挙げたドラゴンブースト(牡2、栗東・藤野健太厩舎)、先行馬有利な流れを大外から差し切ったダイシンラー(牡2、栗東・梅田智之厩舎)、決め手十分のランフォーヴァウ(牝2、栗東・福永祐一厩舎)などが重賞初制覇に向けて集結。発走は15時45分。