ビスコ（江崎グリコ提供）

赤い「ビスコ」のパッケージの中心に、一際目立つ男の子。ビスコといえばこの子！ という印象が強いですが、彼が一体誰なのか知っていますか？ 【比較】現代のビスコ坊やは5代目！ 歴代の坊やたちを見る 江崎グリコの公式サイトの「豆知識コーナー」に掲載されている情報をもとに、男の子の正体をご紹介します。

ビスコの箱に載っている男の子にモデルはいるの？→「特にモデルはいません」

1933年の発売から、今年で91年になるロングセラーブランド「ビスコ」。 「ビスコの箱に載っている男の子にモデルはいるのですか？」という問いに対し、公式サイトは次のように解説しています。 「ビスコの箱に書かれている子供は、当社では『ビスコ坊や』と呼んでいます」 「ビスコは昭和8年本格生産され販売されましたが、当時の画家に色々デザインを描いて頂き、その中から選びました」 「特にモデルはいません」 実は、男の子の顔にモデルはいないんだとか！ 親しみやすく、どこかで見たことがあるような顔ですが、あくまでデザイン上の男の子なんですね。

発売当初から同じ男の子なの？→「2005年には、5代目として表情が新しくなりました」

では、男の子は発売当初から同じ男の子なのでしょうか？ そんな疑問に関して、江崎グリコは衝撃の回答をしています。 「2005年（平成17年）には、ビスコ坊やの髪型などを見直し、 5代目として表情が新しくなりました」 なんと、今の男の子のイラストは5代目なんだそう！ そんなに変わってたなんて知らなかったよ～！ 確かに江崎グリコ提供の「歴代の坊やたち」のイラストを見ると、今の坊やとは姿が全く違うことがわかります。初代と2代目坊やは正面ではなく右を向き、髪型もスポーツ刈りや七三分け。3代目からは正面を向いて、4代目からは現在のビスコ坊やとかなり姿が似てきますね。 ビスコ坊やのデザインについて、江崎グリコはプレスリリースで次のように説明しています。 「販売当時のお子さまにあわせてデザインしており、それぞれの時代や社会を映す鏡にもなっています」 この先いつか、6代目のビスコ坊やに変わる日がくるのかもしれませんね！