地震の影響は?輪島港で小型漁船の緊急点検
北陸朝日放送
能登半島地震で被災した小型漁船の緊急点検が輪島港で行われました。 輪島港は元日の地震で海底が隆起し、およそ200隻の船が港から出られず、 5カ月以上が過ぎました。 船が壊れているかどうか分からないままでは補助金の申請ができず 復旧の計画が立ちません。このため点検を望む声は多く、 日本中小型造船工業会は日本財団の支援を得て 被災地域の漁船の点検に乗り出しました。 11日は20トン未満の小型漁船16隻の緊急点検を行いました。 エンジンは長期間放置するとさびつき無理に動かすと壊れる可能性があるため、 専門家が慎重に点検し実際にエンジンを始動させて被害の有無を調べました。 今後も輪島港にある200隻全てを点検する予定です。