スペイン王室の救世主になるか? レオノール王女、成人としての1年間を追跡
昨年(2023年)の誕生日に晴れて成人という大きな節目を迎えた、スペイン王室のレオノール王女。スペイン王室の王位継承順位1位となる王女は、この1年間で公の場への露出が大幅に増えた。スキャンダルや波乱続きのスペイン王室にあって、国民人気の高いレオノール王女はその状況を打開する救世主となるのでは、と期待されている。 【写真】美しさはママ譲り♡ スペイン王室レオノール王女&ソフィア王女の成長期~現在までをビューティ遍歴 そこで、ここでは成人を迎えた2023年の誕生日から現在までの、レオノール王女の“濃い1年間”を振り返っていこう。
宣誓式で、正式に国王の“法的後継者”に/2023年10月31日
この日18歳のバースデーを迎えたレオノール王女は、成人を迎えたと同時に、大きな節目として国会で憲法への忠誠を誓う宣誓式に参加。 これによって、正式に父である国王の法的後継者となり、国王が不在の際には、レオノール王女が国家元首となることができるようになった。
真っ白なスーツに身を包んだ王女は、スペイン憲法に忠誠を誓い、「私は忠実に自身の義務を遂行し、憲法と法律を守り、施行し、市民と自治区の権利、そして王への忠誠を尊重することを誓いました。」と堂々たるスピーチを披露。
冬の過酷な環境の中で軍事演習/2023年12月18日
アラゴン州ピレネー山脈にて、冬の環境でのスキル向上と強化を目指し、同級生たちとともに軍事訓練を行った。 スペイン君主は軍の最高司令官でもあることから、レオノール王女はUWCアトランティック・カレッジを卒業後、2023年8月から3年間にわたってそれぞれ陸・海・空軍の軍事訓練を受けることになっており、この時は1年目で、陸軍士官候補生として活動していた。
パスクア・ミリタールに初参加/2024年1月6日
レオノール王女にとっては初めて、パスクア・ミリタールに出席。パスクア・ミリタールとは、毎年1月6日にマドリード王宮の玉座の間で行われる軍事儀式で、国王が軍隊を閲兵し、演説をするというもの。
アラゴン勲章授賞式で、軍事訓練1年目を振り返る/2024年5月21日
アラゴン勲章授賞式でのスピーチで、サラゴサにある陸軍士官学校での軍事訓練の数か月間を振り返ったレオノール王女。寮生活という厳しい環境の中、勉強熱心で、新しい仲間たちとともに活動してきた。