慶大女子初の五輪金へ抱負 レスリング尾崎の壮行会
パリ五輪レスリング女子68キロ級代表の尾崎野乃香が所属する慶大主催の壮行会が8日、東京都内で開かれ、4年生の尾崎は「慶応義塾初の女子オリンピック金メダリストになる」と力強く抱負を語った。 尾崎は62キロ級で五輪代表を目指したが国内選考で敗れた。68キロ級でチャンスが残り、昨年12月の全日本選手権と今年1月の五輪代表決定プレーオフを制し、パリへの切符をつかんだ。伝統の応援歌「若き血」の大合唱で激励され「オリンピアンになれたのは自分だけの力ではない。感謝しかない。ここまで来たら金メダルしか見ていない」と気合を高めていた。