「待望の最新ベンツGクラス」もはやフルモデルチェンジ?“メルセデス・ベンツ Gクラス”のアップデート版がついに日本上陸
メルセデス・ベンツ日本は7月26日、究極のオフローダーとして人気の「Gクラス」を大幅改良して販売を開始した。まずは「メルセデス・ベンツ G450dローンチエディション(以下G450d)」と「メルセデスAMG G63ローンチエディション(以下G63)」のローンチエディションモデルから販売が開始される。なお今回は話題の電気自動車バージョン「G580 with EQテクノロジー」導入のアナウンスは行われていない。 ⇒【写真】最新技術でアップデート!究極のオフローダーとして人気の「Gクラス」最新版の詳しい画像を見る(全12枚)
受け継がれてきたDNAはそのままに最新技術でアップデート
Gクラスは、NATOの要請により開発された軍用車両のゲレンデヴァーゲンを民生化して、1979年にクロスカントリービークルとして誕生。それ以来、基本的なスタイリングや堅牢なボディはそのままに、パワートレーンや装備を加えながら進化を続けてきた。 2018年には、フルモデルチェンジに近い大幅な改良が施され、その伝統をメルセデスの最新技術でアップデートすることで、オンロードおよびオフロードにおいて最適なパフォーマンスを発揮する究極のオフローダーとして進化した。 今回の大幅改良でも、受け継がれてきたDNAはそのままに、ISG搭載によるパワートレーンの電動化、新しい世代の運転支援機能「ドライビングアシスタンスパッケージ」の搭載やMBUXによるデジタル化などによって、さらなる進化を遂げている。
標準装備レベルが大きく向上、もはやフルモデルチェンジ?
今回の大幅改良で登場したのはローンチエディションとなるが、「メルセデス・ベンツ G450dローンチエディション」「メルセデスAMG G63ローンチエディション」ともに、標準装備レベルが大きく向上しており、Gクラス初採用となるMBUXやワイヤレスチャージング、キーレスゴーなどの快適装備、ステアリング アシストや自動再発進機能などの安全運転支援システムおよびオフロードコック ピットやトランスペアレントボンネットも標準装備される。 また、G450dには前身となるG400dなどでオプション設定であったアダプティブダンピングシステムを、G63にはGクラス初採用となるAMG ACTIVE RIDE CONTROLサスペンションを標準装備とするなど、オンロード/オフロード性能の両方が格段に高められている。