【フェアリーS・耳より】「底を見せていないので楽しみ」抽選突破でエリカエクスプレスが勢力図を一気に塗り替える!
[GⅢフェアリーステークス=2025年1月12日(日曜)中山競馬場、芝外1600メートル(3歳牝)] 10月の新馬戦を快勝したエリカエクスプレス(牝3・杉山晴)は8日の最終追い切りで栗東坂路4ハロン55・7―12・5秒をマークした。 植山助手は「先週にしっかりやっているので、今週は確かめる程度。見ていても、引っ張ったままでのぼってきているので、状態はいいんじゃないかと思います」と頬を緩ませた。 前走は好スタートを決め、一旦他馬に先頭を譲るも道中で盛り返し、そのまま押し切っての勝利。「(ルメール)ジョッキーも言っていたけど、別に行くつもりはなかったけど、スピードが違った。だったらもう邪魔しないで、そのまま来たという感じでした」と振り返った。メンバーレベルが上がることで速くなる流れに対応できるかが、今回の最大のポイントとなりそうだ。 同助手は「前回使った時、調教はそんなにいっぱいやっていなかったけど、あのパフォーマンスでしたから。今回は前回よりはやっているけど、底を見せていないので楽しみです」と期待に胸を膨らませていた。抽選を突破することができれば、3歳牝馬戦線の勢力図を一気に塗り替える存在になりそうだ。
東スポ競馬編集部