日産の独自ハイブリッドシステム「e-POWER」、累計生産150万台に到達
日産自動車は、独自のハイブリッドシステム「e―POWER」の世界累計生産台数が10月末で150万台に到達したと発表した。2016年11月に小型車「ノート」に初搭載して以来、約8年での達成となる。26年度には北米市場にも投入を予定している。 【写真】「e-POWER」を搭載したノート e―POWERはガソリンエンジンで発電した電気を使い、モーター駆動のみで走行する電動パワートレーン(駆動装置)。電気自動車(EV)のようなモーター駆動の加速性能や静粛性が特徴だ。 現在68カ国・地域でe―POWER車を販売。日本ではミニバン「セレナ」やスポーツ多目的車(SUV)「キックス」「エクストレイル」に搭載を拡大し、23年度の国内販売に占めるe―POWER車の比率は42・6%となった。 地域別累計生産台数は日本が約117万台、欧州が約14万台、中国が約6万台、その他が約15万台。