大関・琴櫻ゆかりの地で初優勝を報告…ファンなどおよそ400人が歓声
山形放送
天童市のホテルで25日夜、優勝祝賀会が開かれ、後援会関係者や抽選で集まったファンなどおよそ400人が出席しました。 大関・琴櫻「おかげさまで九州場所で優勝することができましたこれも山形をはじめとする応援してくださる皆様のおかげだと心から思っております」 祝賀会は県内でスーパーを展開するおーばんが主催したもので、佐渡ヶ嶽部屋と琴櫻、それぞれの後援会長を務める二藤部社長からご祝儀が贈られました。 おーばん二藤部洋 社長「我がふるさとゆかりの琴櫻にぜひ今後ともご声援いただきたい。第53代横綱 祖父の先代に手が届くところまで来ました」 結城 裕 尾花沢市長「本当に素晴らしい取り組みでありました。プレッシャーもある中で優勝を決めていただいて、市民を代表して感謝を申し上げます」 会の中ではトークショーも開かれ、琴櫻は横綱を懸けた年明けの初場所に向けて意気込みを語りました。 大関 琴櫻「自分の力士人生全部をかけてそのぐらいのつもりで天辺を目指して稽古を積んでいきたい。私の出身は千葉ではありますけれども山形の郷土力士のように扱っていただいたり、感謝しかない横綱の姿で皆さんに顔向けできるようにこの山形に持って帰りたい」 琴櫻は会場で、サインや写真撮影などの求めに応じ、ファンの声援を受けていました。 琴櫻「たくさんの方から労いの言葉をいただき、うれしい気が引き締まりますね。皆さんの声援が力になったのでこれからも応援してもらえたらありがたい」 大相撲初場所は東京・両国国技館で来月12日、初日を迎えます。