小学生向け「目指せ!渥美線博士」開催
愛知県の田原市地域公共交通会議が主催
愛知県の田原市地域公共交通会議は24日、豊橋鉄道渥美線について知る「目指せ!渥美線博士」を豊橋市高師町の豊橋鉄道高師車両区で開いた。田原市内の小学生と保護者38人が参加し、車両見学や車掌体験を楽しんだ。 参加者は三河田原駅に集合、渥美線で高師駅まで来て、高師車両区へ向かった。 ここでは渥美線全線の計30車両をスケジュールに応じて入れ替えながら点検整備などをしている。到着後、参加者は整備工場を見学。電車下部や上部の作りを間近で見ることができた。 車内の見学では、運転士や車掌室に入り、運行のためのさまざまな装置を見学。帽子と制服を身につけて車内アナウンスをする体験もあった。 最後は乗車したまま洗車機を通過した。大きなブラシが窓に迫り、回転して車体を洗っていく迫力ある光景に、子どもたちは歓声を上た。 参加した子どもは「普段見られないものをいっぱい見ることができて楽しかった」と話した。 【岸侑輝】
東愛知新聞社