35歳の今が全盛期? アーセナル、マンUでもプレイしたムヒタリアンは“いぶし銀”なMFとなった
35歳で掴んだスクデット
今季のセリエAを制したインテルでは、経験豊富なベテラン選手の頑張りも目立っている。その1人がMFヘンリク・ムヒタリアンだ。 ドルトムント、マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、ローマなど強豪クラブでプレイしてきたムヒタリアンも35歳と大ベテランだが、今がキャリアで1番充実している時間かもしれない。 今季は全コンペティション合わせて45試合に出場していて、プレイタイムは3462分だ。インテルの中盤に欠かせない戦力であり、2ゴール11アシストと成績も見事だ。チームとの契約は2026年までとなっているが、来季もシモーネ・インザーギ率いるチームの重要戦力であり続けるだろう。 伊『Calciomercato』によると、ムヒタリアンも充実ぶりを口にする。 「スクデットを長い間夢見ていた。年齢的に少し難しいこともあるけど、よく休んで、よくトレーニングし、ベストを尽くすように努めている」 「子供の頃から抱いていた目標は、まずアーセナルでプレイすることだったんだけど、それは達成することができた。今はインテルとの契約が2026年までの2年残っているからね。それまでプレイできるかどうかを確認してから、キャリアをどうするか考えるつもりだ」 今季は怪我も少なく、パフォーマンスに問題はないように感じられる。来季はセリエA連覇に加え、チャンピオンズリーグ制覇の夢を追うシーズンにもなる。渋いベテランMFとなったムヒタリアンもその目標に欠かせない選手だ。
構成/ザ・ワールド編集部