【今日の注目ポイント】中山大障害と京都で阪神C
12月21日(土)は中山・京都の2場開催。20日正午の馬場状態は、2場ともに芝ダート良。21日の天気は中山が晴れ時々曇り、京都が曇り時々晴れの予報となっている。 【写真】ウインマーベルのこれまでの軌跡 ■阪神Cでウインマーベルが連覇を狙う 京都11Rは芝1400mの阪神C(GII)。重賞勝ち馬が18頭中15頭と豪華メンバーが揃った。ウインマーベルは初距離だった前走のマイルCSでも早目に抜け出して、差されはしたが好内容の3着。京都のこの条件も良さそうで、連覇に期待がかかる。対するは昨年、同じコースのスワンSを勝っているウイングレイテスト、昨年のスプリンターズSの覇者ママコチャ、今年のスワンSの勝ち馬ダノンマッキンリーなど。 ■中山大障害で好調ジューンベロシティと復活狙うマイネルグロンなどが障害王を争う 中山10Rは芝4100mの中山大障害。ジューンベロシティは春の中山GJで2着、その後重賞連勝と力を付けている。昨年は5着に敗れているが、力を付けた今年は3連勝での戴冠を狙う。マイネルグロンは昨年のこのレースを圧勝。続く阪神SJでも圧勝して「絶対王者」の地位を作り上げていたが、春の中山GJでは跛行もあってまさかの6着。平場をひと叩きされて状態も良さそうで、一気の巻き返しを狙う。 ■御陵Sで連勝馬2頭が対決 京都10Rはダート1800mの御陵S(3勝)。1勝クラスを勝ち、続く2勝クラスを圧勝したモンブランミノルと、1勝クラス、2勝クラスと楽勝したルシュヴァルドールの両連勝馬がここで激突する。 ■万両賞は自己条件のヤンキーバローズが優位 京都9Rは芝1400mの万両賞(2歳・1勝)。ヤンキーバローズは函館2歳Sで4着、京王杯2歳Sで3着と重賞で好走。自己条件のここで2勝目を狙う。対するは京都芝1200mの新馬戦を勝ったインブロリオ、ファンタジーS3着のベルビースタローンなど。 ■中山5Rの新馬戦でエフフォーリアの全妹ジョスランなどがデビュー 中山5Rは芝1800mの新馬戦。全兄に21年有馬記念などGI3勝を含む重賞4勝を挙げたエフフォーリア(父エピファネイア)がいる、ジョスランが横山武史騎手でデビューする。また、半姉に22年香港ヴァーズなど重賞4勝を挙げたウインマリリン(父スクリーンヒーロー)、半兄に14年ラジオNIKKEI賞を勝ったウインマーレライ(父マツリダゴッホ)がいる、ウインブライト産駒のウインスティーガが戸崎圭太騎手でデビューする。 ■京都5Rの新馬戦でデアリングタクトの全妹デアリングエアなどがデビュー 京都5Rは芝1600mの新馬戦。全姉に20年の牝馬三冠を無敗で制したデアリングタクト(父エピファネイア)がいる、デアリングエアが松山弘平騎手でデビューする。また、20年府中牝馬S(GII)を勝ったサラキアの仔でエピファネイア産駒のサンタンドレアがC.ルメール騎手で、半兄に17年中山金杯を勝ったツクバアズマオー(父ステイゴールド)がいる、タワーオブロンドン産駒のダディーズグーグーが浜中俊騎手でデビューする。 ■京都6Rの新馬戦でリメイクの半弟チームビルディングなどがデビュー 京都6Rはダ1400mの新馬戦。半兄に22年カペラSなど、重賞5勝を挙げているリメイク(父ラニ)がいる、サトノアラジン産駒のチームビルディングが川田将雅騎手でデビューする。 ■節目の勝利までわずか ・幸英明騎手はJRA通算1700勝まであと1勝、京都で6鞍に騎乗。 ・池添謙一騎手はJRA通算1400勝まであと3勝、京都で1鞍に騎乗。