高津監督の”構想”は…?ヤクルト、厳しい立場の選手(5)前年まで1軍クラスも“非情宣告”
熾烈な争いが繰り広げられるプロ野球の世界では、十分な結果を残すことができなければ、必然的に厳しい立場となる。そんな中、2024年もレギュラーシーズンが終了。今後はドラフト会議なども待っている。そこで今回は、厳しい立場となりそうな東京ヤクルトスワローズの選手を紹介したい。
三ツ俣大樹
・投打:右投右打 ・身長/体重:178cm/88kg ・生年月日:1992年5月11日 ・経歴:修徳高 ・ドラフト:2010年ドラフト2位 移籍2年目の今季は二軍暮らしが続き、一軍出場がなかった三ツ俣大樹も、厳しい結果となった。 修徳高から2010年ドラフト2位でオリックス・バファローズに入団。高卒2年目の2012年に一軍デビューを果たしたが、一軍定着には至らず。2014年7月に中日ドラゴンズにトレード移籍となった。 中日でもなかなか出場機会を得られずにいたが、2021年には自己最多の58試合に出場して打率.222、1本塁打、13犠打といぶし銀の活躍。 翌2022年も58試合に出場したが、同年オフにまさかの戦力外通告。12球団合同トライアウトを経て、東京ヤクルトスワローズに移籍した。 移籍初年度の昨季は、シーズンの大半を一軍で過ごしたが、わずか18試合の出場にとどまった。 今季は、ファームで出塁率.394と選球眼こそ光ったが、79試合出場で打率.213、1本塁打、10打点と寂しい数字に。戦力外通告期間となった9月30日に、自身2度目となる戦力外通告を受けた。
ベースボールチャンネル編集部