イスラエル休戦交渉中断へ 先行き不透明、攻撃継続
【エルサレム共同】イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘休止や人質解放を巡る間接交渉で、米ニュースサイト、アクシオスは26日、イスラエル当局が同国代表団に交渉地カタールから帰国するよう命じたと報じた。関係者は「交渉は(決裂ではなく)中断で、数日以内に再開する」としているが、双方の主張の溝は大きく、先行きは不透明感を増している。イスラエル軍は26日もガザで激しい攻撃を続けた。 国連安全保障理事会がガザ停戦決議案を採択したが、イスラエルのガラント国防相は戦闘継続の意思を改めて表明。パレスチナ通信によると、ガザ最南部ラファへの空爆で住宅が破壊され、19人が死亡した。