セブンの時短実験でコンビニ加盟店団体が会見(全文4完)自分が死ぬまで働くしかない
コンビニ加盟店オーナーで構成する「コンビニ加盟店ユニオン」は6日午後、都内で記者会見を開き、セブン-イレブン・ジャパンが予定する直営店での営業時間短縮実験について、加盟店でも行うよう同社に申し入れを行ったことを明らかにした。 【動画】セブンの「時短営業」実験でコンビニ加盟店団体が会見 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「セブンの「時短営業」実験でコンビニ加盟店団体が会見」に対応しております。 ◇ ◇
コンビニ加盟店の年収分布を教えてほしい
週刊ダイヤモンド:すいません、週刊ダイヤモンドの岡田といいます。すいません、中野先生からお話があったところ、もう一度ちょっと確認なんですが、土屋先生の論文で、コンビニ全社の年収の分布、もう一度教えていただいてよろしいでしょうか。 中野:分布に関して言うと、今、ファミリーマートとセブン‐イレブン、両方、中央労働委員会に掛かってるんですね。で、ファミリーマートのほうは公表資料として、日販とそれから利益の分布図が出ています。セブン‐イレブンも中労委のほうから言われて、そういう資料を作りなさいと言われて、分布図を作って中央労働委員会に提出しています。それによれば、だいたい1割ぐらいの人は大変なことになっているという感じですかね。もう年収が200~300っていった感じの。 週刊ダイヤモンド:先ほどのお話、中野先生からいただいた、800万円超の収入が1割で、600万円以下だと7割だっていう、これももう少し詳しく伺えたら。 中野:私が言ったんじゃなくて。 土屋:これはもうインターネットでも取れるので、ファミリーマート事件、東京労働委員会で検索されると、もう公表はされている資料ですから、そのほうが詳しくお分かりになるかと思います。 週刊ダイヤモンド:分かりました。 酒井:あとご質問は。よろしいでしょうか。はい。
契約なので分かっていたのではないかとの指摘をどう思うか
NHK:NHKの【********* 01:12:47】。これも一応確認なんですけれども、これ、やはり契約なので、もともと分かっていたんじゃないか。で、それは、契約で商売上うまくいかなかったから文句を言ってるんではないかというような声も聞かれるんですけれども、それについてはどう思われるかっていうのが1つと。というのを、お願いします。 酒井:特にセブン‐イレブンの契約に関しましては、5年ごとに見直す、社会情勢の変化に対して見直すっていうところがあります。それを信頼、信用して契約された方も非常に多いと思いますけれども、実際、人件費がこれだけ高騰しているのが社会情勢の変化と捉えてないみたいで、1回もそこの見直しが行われておりませんので、そういう面もあります。 ただ、そういう面と、プラス、もちろん言われるように、契約だったから、契約やめてしまえばええやんっていうことを言われる人は多いと思うんですけど、今現在、それで、もし多くの加盟者が辞めた場合には、社会インフラの中心となってるコンビニ自体がなくなれば、本当、社会不安に陥る現状まで来てると思うんですよ。 コンビニができて約40年、まったく法整備も何もされないまま今まで来て、ここまで来たっていうのは、そういう面でも政治の問題も含めてあると思いますので、そこを、今、変えないことには、ほんま、近未来的にフランチャイズ加盟店のタイプのコンビニが日本から消えてしまう懸念なんで、多くは消えてしまう可能性が非常に高いと思っています。限界の加盟店が非常に増えてきていると思いますので、そういう意味でも社会に対して責任持つ社会インフラの中心として続けていける形を取るために、私は戦っていきたいと思いますし、それで経営を続けていきたいと感じています。