【RIZIN】ダウトベックが6連続1R勝利「王者目指す」
RIZIN.47 2024年6月9日(日)東京・国立代々木競技場第一体育館 ▼第4試合 RIZINフェザー級(66.0kg)5分3R 〇カルシャガ・ダウトベック(カザフスタン)=65.95kg [1R 3分11秒 KO] ※左ストレート→左ボディ ×関 鉄矢(SONIC SQUAD)=65.9kg 【写真】ダウンして悶絶する関 ダウトベックは、カザフスタンの強豪。ボクシングベースでシラット世界大会でも優勝。2015年にプロMMAデビューすると、8勝1敗で2018年9月にRIZIN初参戦。朝倉未来に判定負けも一時はトップからサイドポジションを奪うなど朝倉を苦しめた。続く試合でドクターストップで連敗も、現在まで6連勝中。2024年1月の前戦では堀口恭司率いる『TOP BRIGHTS』旗揚げ戦のメインに抜擢され、元ONE Championshipの強豪・松嶋こよみを1R 左ストレートからのパウンドでTKO。MMA戦績を14勝3敗とし、朝倉未来へのリベンジを掲げていた。 対する関は、高校野球からボクシングを経て、2013年にプロMMAデビュー。2017年11月にZSTフェザー級王者となると、2020年8月にRIZIN初参戦で神田コウヤに2R TKO勝ち。その後、堀江圭功、DJ.taikiに敗れ、山本歩夢、原口央に連勝も、2022年7月のRIZINで元ONEの中原由貴に判定負け。2023年6月の前戦で遠藤来生に判定勝ちで再起を遂げている。 横浜SONIC SQUADでの練習では、井上直樹が佐藤将光に判定勝ちし、雑賀“ヤン坊”達也が、PANCRASEでライト級新王者に輝き、フェザー級1位の高木亮が4月29日『RIZIN.46』有明大会で西谷大成と対戦するなか、SONIC SQUAD生え抜きの関が海外強豪相手にアイアンアローで金星を挙げるか。 1R、オーソドックス構えの関に、サウスポー構えのダウトベックが先に圧力をかける。左右に回る関は右ハイでけん制。詰められるとなおも右ハイを空振りで見せる。右ミドルハイをバックステップでかわすダウトベック。左ミドルを返す。 コーナーに詰まり右に回る関。ダウトベックの左フェイントをかわす関は、右ハイを肩口に当てる。左の相打ち。左ミドルのダウトベックは徐々に距離を詰めて、左フック! 打ち抜かれダウンした関にいったん背中を見せたダウトベックだが、関が立ち上がるとコーナーに詰めて左ボディ! 関がくの字のなり、一瞬間を置いてダウン。レフェリーが間に入った。 6戦連続1Rフィニッシュ勝利のダウトベックは、「こんにちはRIZIN! まず、RIZINの関係者の皆さん、再び戦うチャンスを与えてくれてありがとうございます。これからも戦い、フェザー級のチャンピオンになりたいと思います。応援よろしくお願いします。もうひとつ。ロシア語は喋りますが、カザフ人です。だから私の母国語はカザフスタン語です。日本でチャンピオンになったあかつきには日本語を学んで交流したいと思います。約束します。皆さん、ご支援ありがとうございます。またもうすぐに戻ってきたいと思います。応援よろしくお願いします」と語った。
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