2024年の夏パンの注目はコレ! エピのおすすめ 10選
2024年の初夏に収穫された九州産の小麦。“とれたて、挽き立て”の新麦を使って焼いた小麦の穂の形をしたパン「新麦の穂=エピ」が九州&山口のベーカリーで発売に。九州地方での新麦解禁を皮切りに10月にかけて新麦前線が日本列島を北上する。
小麦の穂の形をしたパン「新麦の穂=エピ」がパン屋を席巻!
新米にボージョレ―ヌーボーなど…初物好きの日本人。そのなかでも今、話題になっているのが、新麦だ。その年に収穫した小麦を速やかに製粉し、2カ月以内に使用することをルールに、全国で栽培されている個性豊かな小麦の新麦を使ったパンが8月から10月にかけて続々と店頭にお目見えする。 新麦の普及活動を率いているのが「エル・グルメ」でもおなじみの「パンラボ」を主宰している池田浩明さんたちが2015年に立ち上げたNPO団体「新麦コレクション」だ。 新麦をきっかけに小麦や農業、パン職人たちに興味をもってもらうために、「新麦コレクション」が全国のベーカリーに声をかけて小麦の穂の形をしたベーコン入りのパン“エピ”を新麦が出回る間「新麦の穂(エピ)」として各地のパン屋で販売するキャンペーンをスタート。全国でいち早く地元産の新麦が使えるようになった九州&山陰エリアで発売される個性豊かな「新麦の穂(エピ)をご紹介。
九州産の小麦粉豆知識! 九州で栽培されている小麦粉で有名な品種。 ミナミノカオリ・・・ソフトでしっとりとしたボリュームのあるパンが焼けると、九州エリアのパン屋さんに人気のある強力粉。なかでも熊本県にある小麦栽培から製粉まで手がける小麦農家「ろのわ」の有機ミナミノカオリは製粉時に小麦粉の表皮であるふすまが入るので雑穀っぽいワイルドな味わいに。 チクゴイズミ・・・主に九州エリアで栽培されている小麦。もちもち食感に焼き上がるのが特徴で甘みが強いのも魅力のひとつ。 モチハルカ・・・でんぷん中にアミロースを含まない小麦で、お餅に似たようなもちもち感と、しっとり感を与える、もち小麦の品種。